THE・医療

2011-04-14 日本の医療、世界の医療

生きている間に必ず何度かはお世話になるのが「病院」。
特に近年における医学の進歩は目覚ましく、一昔前までは決定的な治療法がなかった病気も、今では治るケースがどんどん増えています。
ただし、世界中で見ても医師不足は深刻な問題。
誰もが簡単になれる職業ではないので、なかなか急に医師の数を増やすことは難しいのですが、できるだけ改善されるよう、ぜひ国からも積極的に働きかけてほしいものです。

また患者の心がけも医師の仕事を手助けする一端を担っています。
もちろん病気は早期発見、早期治療が基本ですが、例えば、次の日の朝まで待てるような症状であれば、夜間の緊急外来はできるだけ使わないのがBEST。
日頃から病気にならないよう、免疫力を高めておくこともとても大切です。

ちなみに海外に目を向けてみると、医療の体制にもちょっとした違いがあります。
例えば、アメリカの場合、一人一人にかかりつけの医師がつくのが基本。
外科的なものや歯科関係以外の病気では、まず「ホームドクター」と呼ばれるかかりつけ医から診察をしてもらいます。
ここで、さらに専門的な診察や治療が必要だと判断された際に、大きい病院への紹介状を書いてもらう、というのがほとんどです。
また、アメリカでは病院の診察には事前の予約が必要。
中には、駆け込みの患者を受け付ける病院もありますが、その場合は診察時間が制限されている事が多いようです。
いずれにしてもあらかじめ病院へ連絡を入れてから、治療をしてもらう、というのが一般的です。

長寿大国日本に次ぐ平均寿命を、常に保っている香港では、日本のように個人病院が多数あります。
また設備の整った、大きな私立病院もありますが、請求される治療費はかなり高め。
一般の人たちは治療費の安い公立の病院へ行くことも多く、その分常に込んでいる、といった事情もあります。
また香港ではさまざまな医療が受けられるのも特徴の一つ。
処方される薬も、イギリスやフランス、オーストラリアなどいろいろな国で製造されており、選択肢が多いというメリットもあります。
更に漢方薬も簡単に手に入ります。
街では漢方薬を専門に扱う店も多く、西洋医学と東洋医学、両方からアプローチすることも珍しくありません。

ちなみに、アメリカも香港も、日本のような国民健康保険制度はありません。
通常は個人で民間の保険に加入するのですが、そういった保険に加入できないような低所得者の場合、国からの補助がある低額の保険に加入するか、香港では生活保護のような制度を利用する場合もあります。

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