1週間前に墜落した234便に乗っていたはずの叶飛鳥は、記憶をなくしたまま街をさまよっていた。彼は「赤い海」と呼ばれる謎の組織に生体兵器として改造されていたのだ。コードネームX−777=重機甲兵ゼノン。その皮膚は新型形状記憶合金「ゼノニクスK30」で覆われ、パワーは常人の約30倍、身体各所に埋め込まれたブースターにより30メートルものジャンプが可能だ。プロジェクト"X"唯一の成功例である飛鳥を捕らえようと、「赤い海」は次々と刺客を送り付ける。母を殺され、自らも深く傷つきながらも、飛鳥はゼノンの開発者である新田博士らとともに戦い続ける。
激しい戦いの中で記憶を取り戻した飛鳥だったが、それは「234便を墜落させたのは自分だった」というおぞましいものだった。絶望する飛鳥の前に武術家の御鳳蓮童とその妹織枝が現れる。二人の下で暴走する自分の身体を精神鍛錬で押さえ込もうとする飛鳥。修業の成果が出始めた矢先、またも戦いが待っていた。かつて飛鳥が倒した「悪魔の三角形」の弟子たちの襲撃だ。さらにネットワークを支配し遠隔操作で巨大戦車を操るゼノンの最終形態・ZENONも戦いに加わる。かろうじて三つ巴の戦いを制した飛鳥だったが……
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